読者会から
2022年12月23日|カテゴリー:読者会から
東京南部読者会
12月23日(金)18時~20時(終了後「望年会」)、大田区消費者生活センター第2集会室(JR「蒲田駅」東口5分)。マスク着用。会場費は均等負担。11月は14人の参加。「金曜日のサポーター制」の構想は、本誌が企業的に安定する方策として好ましい。ぜひ参加したい。▼空港で外国の知人が当局から厳しいチェックを受けた。団体客はノーチェック。個人を尊重するのが民主主義であるが、日本人の多くはそれが分かっていない。民主主義は「言葉が社会を作るもの」。言葉を軽視している▼1400号「警察国家日本」はタイムリーな特集である。軍事費増大、敵基地攻撃能力保有論が叫ばれ、改憲危機にある日本において「公安」が市民生活の隅々にまで入り込み、市民の情報を収集していることを知るべきである。警察官の市民に対する態度は、威圧的・権力的で目に余る。99歳を迎えて参加の福田玲三氏に全員で祝意を表した。問合せ(070・5460・6652松島)
東海読者会
12月24日(土)18時~20時半、イーブルなごや2階第3研修室。参加費500円。12月のテーマは「岸田自公政権のコロナ政策。野党・市民運動の検証」「自治体に民主主義を確立する運動の兆しが見えた」「基本的人権のためにどんな憲法・政策・財源と税制が必要か」。11月は4人の参加。▼「小泉構造改革政策路線により『失われた20年』が生じ現在に至った」「『構造改革』は原因ではなく90年代初頭からの『30年』にわたる国家財政の毀損、社会保障削減、実質賃金低下、格差・貧困の拡大、深刻化などを促進させた」「消費税減税や内部留保への時限的課税、段階的な累進制の引上げが現実的で支持できる」「野党参院議員の講演会に参加、圧倒的に高齢者層で占められ危機感を再認識。インボイス制度批判や統一自治体選挙への取り組みの勢いに蔭りも」など。問合せ(090・7851・7698矢野)
練馬読者会
12月24日(土)18時半~21時、こみゅにていかふぇ「和」(「大泉学園駅」3分)。会場使用料数百円。11月は4人。▼1402号「冤罪と闘う」半世紀以上も前から冤罪と闘い続けている人々がこんなにもいることに改めて驚いた。注目されたのが葉梨康弘前法相の辞任に関する鎌田さゆり議員〈立民〉の質問だ。彼女は死刑執行や、その前後で死刑囚と関わる職員達の苦悩を語りながら前法相の言葉の軽さを批判した▼1401号「論考」れいわ新選組について、党の姿勢と矛盾する党首の言動への苦言が載った。与党側では「○○マニュアル」などという文書が配布され、幹部の機嫌とりに職員が神経をすり減らす政党もあるようだ。次回選挙では候補者の性別割合のみならず、起こした不祥事とその対処のよしあしについて各政党を比較する記事があれば面白いし、投票の判断材料にもなるだろう▼「新型コロナその後」感染の広がりや症状、ワクチンの是非などについて本誌ではどのような現状認識を持っているのか。統一したものでなくてよいので時々は記事を載せてほしい(ソ)。問合せ(qablza3012@yahoo.co.jp)
北多摩(東京20区)読者会
12月25日(日)13時半~16時、コミュニティホール東本町(東本町7―6「源の湯」2階、西武線「東久留米駅」5分)。参加費500円。11月は9人が参加した。課題は「日本社会・国民市民・岸田自公政権・野党・市民運動は、どこにいるのか」「市民連合と野党共闘はどうなった」「4月の統一地方選挙に向けて、自民・公明の衰退、立憲・国民の停滞、共産・社民の後退を、どう打開しようとしているのか」。11月は▼「敵基地攻撃能力を含む防衛予算の大増額と財源論について、与野党論議と国民の判断、結果に注目する」「岸田自公政権の支持率急落も、野党は当てにできない、という世論は、どんな結果を生み出すか」など▼11月6日に開催された「政治と宗教を考えるシンポジウム2」の報告があった。「救済新法の有効性に疑問」「財産権侵害と宗教団体以外への適用に危惧」などの意見。問合せ(070・1591・5072takeichi1977@au.com武市)
読者の会・浦和
12月28日(水)18時~、カフェ土瑠茶(京浜東北線「浦和駅」または埼京線「中浦和駅」15分)。テーブル料1500円を参加者で分担。問合せ(048・834・1232市民じゃ〜なる)
みやぎ読者会
1月4日(水)19時~20時45分、仙台市市民活動サポートセンター(青葉区一番町4―1―3)。会場費200円。フリートーク。日本経済の弱体化と政治の劣化に対する嘆きと憤りの会になりました。▼W杯サッカー熱狂の裏で防衛費倍増や原発稼働延長が難なく進む。ニッポンすごいと、宮台真司襲撃事件や、尊厳を求めて闘う抵抗運動への冷笑主義も表裏一体か▼1400号「公安情報と政治」は読み応えあるが、気が滅入る▼インボイスやマイナンバー、仕組みは理解しがたいが、情報と資産統制が進むのは確か▼1401号永井愛、1402号三上智恵らのしなやかな活躍を励みとしたい。暗い世界のなかで正気を保つために温泉がいいとの経験談あり。元気に年越ししましょう。問合せ(090・2023・5155里見)
噴火湾読者会
1月7日(土)14時~、個人宅で新年会風に行ないます。事前連絡をお願いします。12月は3人。統一協会対策が、高額寄付の返還手続き法になってしまったと憤慨する。国政に伸びた食指を断ち切る気概が見えない。問題の矮小化が目立つ。1401号の「福田村事件」映画への関心がある。現地で撮影できれば歴史再確認となるが、無理なのだろうか。1404号のフクシマ汚染水放出に怒る太平洋諸国の記事は重要。日本が旧植民地に対する責任を果たしていないのは、朝鮮半島も同様だ。防衛費倍額に従順な国民は、教育の成果なのか。監視に怯えて関心捨てる。問合せ(080・4320・3521qze17450@nifty.com)
ありらん文庫読者会
1月9日(月・休)13時半~17時、ありらん文庫資料室(福岡市中央区梅光園2―23―16、東洋企画ビル2階)。参加費無料。テーマは「連合艦隊司令長官山本五十六 苦悩に満ちた軍人人生」。▼12月はミャンマーで歯科保健活動をする、松本俊秀・さえ夫妻を招いて現地情勢をお聞きした。それに関連し、1402号6ページ「アンテナ」北角裕樹記事を読み合せました▼11月5日、福岡インディペンデント映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した『標的』の授賞式と上映会が行なわれ、上映後、西嶋真司監督、植村隆発行人、文聖姫編集長を囲みささやかなパーティを資料室で開きました。日本のジャーナリズムの衰退・堕落には目を覆いたくなります。「植村さん、頑張って!」問合せ(090・4487・9114森川)