イベント情報 関連イベントや読者会イベントなどをご案内いたします。

読者会から

川越・ふじみ野読者会 
5月13日(土)18時~20時、ウェスタ川越2階会議室5(「川越駅」西口5分)。過去1カ月分の誌面についてフリートークを行なっています。4月は6人が参加。▼1416号「女性ゼロ議会をゼロに」はよかった。なかでも片山善博インタビューで知事時代の行政改革の取り組みと、選挙文化を変えたいという視点に納得。尾辻かな子、金繁典子の経験談にも学ぶ。同号9ページ、鈴木エイトの統一教会に対する長年の取材が「報われた」ことは喜ばしい▼メディアが取り上げないと、なかったことにされてしまうのが、1419号7ページ、コラボの「バスカフェ」への攻撃、明らかなヘイトクライムなのだから、大手メディアも取り上げるべき。22ページ、袴田事件再審開始は本当にうれしい。証拠の捏造という点では狭山事件も同じ▼1418号「終のすみか」考は今までなかった特集だと思う。親の介護が現実問題になり、自分自身にとっても遠い未来のこととはいえない。現実は、健康と金というリアリズムを感じられて参考になりました。問合せ(090・8179・0268ysakumi1031@gmail.comサクミ)

千葉読者会 
5月14日(日)15時~、船橋市高根台公民館第2会議室(新京成「高根公団台駅」北口2分)。会場費若干。▼統一地方選挙は予想通り、9道府県知事選平均投票率も41道府県議選平均投票率も戦後最低を更新した。さらに無投票当選率の高さを見ると本当に情けないことになっている。身近な自治的社会で民主主義的運動や感覚を鍛えることがますます困難になり、喜んでいるのは専制的な為政者ではないかと思う。さらに「候補者男女均等法」も与党を中心に形骸化させる動きが大きく、一定の基準を満たさないならば政党助成金をカットする規定を設ける厳しさが必要ではないか▼選挙中のテロがまた起こされた。元首相や現首相が相次いで狙われていることの重大性について歴史から学ばなければならない。新たな「戦前」にしないために主権者として何ができるのか、学び話し合いたいと思う。問合せ(04・7103・2721)

昼下がりの読者会・こうべ 
5月21日(日)13時~14時50分、「学生センターBスタジオ」(阪急「六甲駅」北側すぐ、六甲駅前ビル4階)。無料。4月16日の参加者14人。▼伊東武是さんによる「大軍拡路線の背景―台湾をめぐる米中対立」と題するミニ講演。米国による中国への接近。「改革開放」政策により経済発展した中国に米国は恐怖を抱くようになる。そして米中対立となり台湾問題が焦点となる。米国の中国封じ込め政策に日本政府は追随し安保3文書を改定、大軍拡へ進んでいるが、中国は台湾へ軍事侵攻はしないで、平和的統一か、独立はさせないで従来の自治を認め、平和的共存を考えているだろう。以上が講演要旨▼後半は質疑応答。「中華人民共和国が国連で承認された時点で、なぜ台湾を一つの独立国として承認しなかったのか」「中国が持っている米国債を売り払えば米国経済は壊滅する。台湾は中国の国内問題だから日本が首を突込む必要はない」「ノルドストリームの破壊は米国の仕業、同盟国に不利益をもたらすような米国に日本政府はなぜ追随するのか」「ダボス会議に注目すべきだ」「米中戦争になれば日本本土は焦土と化すのに、Jアラートは馬鹿みたいなシステム」などの質疑が出された。問合せ(090・4288・2121片岡)

足利読者会 
5月21日(日)13時~、足利市民プラザ404。「徴用工問題の解決策」尹政権の提案には最初から違和感があったものの、日本側は躊躇することなく受け入れた。過去の反省もなく、徴用された人への気遣いもない政府の対応には憤りと恥ずかしささえ覚えた。1420号での問題の取り上げ方がよかった。問合せ(090・4410・1602山口)

小樽読者会 
5月27日(土)13時~、あとりゑクレール(小樽市梅ヶ枝町21―2、中央バス「梅ヶ枝町」下車)。参加費500円。4月の読者会の参加は5人。▼1417号34ページで紹介されたちゃんちき堂のシフォンケーキを取り寄せ、皆でおいしくいただきました▼坂本龍一さんが表紙の1420号、彼の最後のメッセージ「目の前の経済的利益のために貴重な神宮の樹々を犠牲にしてはいけない」という言葉の重みを思う。同号の徴用工特集は多角的な取材で深く掘り下げた内容、問題の本質を浮き彫りにしてくれた。岸田首相の謝罪と被告企業の資金拠出すら国家のメンツを守るためにできないと考える人間が権力の中枢にいてメディアも迎合している▼1421号「政治時評」千歳市の統一地方選で自民現職を新人の女性候補が破ったというリポート。自衛隊関係者が多い基地のマチで起こった変化をつなぎたい。同号の「ヒラ社長が行く」では江別市の樋口みな子さんが35年続ける『銀河通信』が紹介された。北海道各地で草の根の市民活動が広がっていることは励みになります。問合せ(090・3437・3771平山)