読者会から
2023年09月01日|カテゴリー:読者会から
みやぎ読者会
9月6日(水)19時~20時45分、仙台市市民活動サポートセンター(青葉区一番町4―1―3)。会(場)費200円。フリートーク。仙台市議選が話題に。低投票率の中で各区で維新が議席獲得。大阪の維新の強さと万博の混乱も話題に。1431号「虐殺の現場を歩く・千葉編」恐怖と不満が焚きつけられ虐殺が起こりうる。地道な調査に敬意、「尊厳を確認するため」の活動▼1433号「風速計」(田中優子)「遅いのに速い」は言い得て妙。混乱をものともせずに突き進む国民情報管理。「今だけカネだけ自分だけ」から脱するには批判的思考が大事。同号「らんきりゅう」(雨宮処凛)の指摘する維新の強さの理由に納得するが、根は深い▼米中対立に突き進むなかで朝鮮半島の危うさに危機感。小樽で同読者会メンバーとの交流会に参加。コンサートに向けて活発で、刺激を受けました。問合せ(090・2023・5155里見)
札幌西読者会
9月9日(土)14時~16時半、西区民センター(琴似2条7、駐車場あり)。参加費200円。同じ本誌の読者として共に語り合いませんか。8月は5人の参加。読者会空白の3年間は、それぞれが体調の変化や家族の不幸に見舞われたり書店の閉鎖によって本誌の購入先を変えるなどいろいろと苦渋に満ちたものでしたが、また元のメンバーが揃い新しい参加者も加わって再会できたことを喜び合いたいと思います。▼マイナンバーについてはそのねらいや拡大策に大いなる疑念があり返納を運動化することや、今後の国会審議を見守ることが求められた▼日本政府による広島サミットやウクライナ支援には国民不在で疑問符のつくことばかりである▼財政難を国債でカバーすることは行き着く先の見えない無策であることの証である▼低投票率の向上を叫んでも地方議会は変わらない。システムの改変こそが求められる。問合せ(011・691・0143矢田)
札幌読者会
9月9日(土)18時~、エルプラザ2階市民活動サポートセンター会議コーナー。8月は10人の参加で、10月7日の崔善愛さんコンサートに向けてチラシ、チケットを分担し各自持ち帰りました。チラシを置いてくれそうな場所も出し合い、具体的に動き出しています。ぜひ公演を成功させましょう。問合せ(090・6448・1646nekoneko33@icloud.com佐井)
埼玉北部(熊谷中心)読者会
9月15日(金)13時半~、栗原事務所(熊谷市久下1379)。8月は夏休みとします。7月の読者会は参加者3人。▼関東大震災に絡む「朝鮮人虐殺」の問題を、本誌は3号にわたって特集を組んだ。震災時、朝鮮人らが「襲ってくる」「井戸に毒を入れた」などの流言飛語による大量虐殺事件が起きた。その虐殺を描写する絵画が、当時の小学生や教師らによって描かれているのが発見される(1428号14ページ)。当熊谷市では、供養塔の建立や慰霊祭は市長の意向「未来志向」の観点から、否定的に捉えられているようだ。「未来志向」は史実をキチンと捉え、その反省の上で未来を志向しなくてはならない▼1430号特集「立憲民主党」国会の機能低下は、安倍・菅・岸田と三総理の姿勢(大事なことすべてを閣議決定で決めている)が大きいと思うが、野党第一党である立憲民主党の姿勢や責任も大きいのではないか。与党と対峙し、国民にきちんとした政策を示すべき。そのためにも、総選挙を果敢に闘ってほしい。同号「凱風快晴」(内田樹)学校で憲法教育が行なわれていない。国の基本法である「憲法」をキチンと学ぶべき。問合せ(090・9138・1406栗原事務所)
噴火湾読者会
9月16日(土)14時~(定例の第一土曜日ではありません)、室蘭市水元町27―1、Y棟前集合。▼1432号、マイナ禍の特集。カード取得で利点ゼロ。デジタル社会の外でアーミッシュ生活もありかも▼1434号「STOP!インボイス」誌面全体での反導入論に期待▼1435号「不謹慎な旅」焼き物の里の陶器爆弾。戦時下の作り手は何を思ったか。現代の物価高にモヤシの活用法番組を作るメディアは無能政府になぜ怒らないのか。同号「中国残留孤児の肖像」は、味わい深さに見とれる。軍隊も政治も行政も無責任で無恥。孤児達の皺一本に値千金▼1432号、北海道警ヤジ排除高裁判決を臺宏士さんがメディアウォッチで記事化。これは表現の自由か弾圧の自由かの戦いだ。デートできない警職法が、ヤジも言えない警職法になろうとするのを阻止。問合せ(080・4320・3521qze17450@nifty.com)
昼下がりの読者会・こうべ
9月17日(日)13時~14時50分。「学生センターBスタジオ」(阪急「六甲」駅北側、六甲駅前ビル4階)。無料。9月17日は飛田雄一学生センター理事長による「私のコリア・コリアンへのかかわり」と題するミニ講演。8月13日の参加者は10人。8月は山本昭宏神戸外国語大学准教授による「大江健三郎の思想と行動」と題するミニ講演会。大江を読み解く鍵として、超越性と共同体が上げられた。超越性としては神や宗教的なものではない祈り。共同体は故郷・四国の森、沖縄、東アジアや家族。広島訪問と障害を持った長男の出生が転機となり、被爆者運動を積極的に応援する。広島の被爆者との繋がりから、広島、長崎での被爆者が沖縄で放置されていることを知り、沖縄問題に関与する。核密約が明らかとなった沖縄は「核基地」といえる。「沖縄に核兵器を背負わせて安心している本土」という構図があり、1952年4月28日発効のサンフランシスコ講和条約により、憲法を持つ日本から切り離された沖縄。これは憲法そのものへの辱めであると大江はいう。以上が講演内容。質疑応答として。若い頃の作品より、老齢作品は迫力が欠けるという意見には、老齢作品には老齢作品としての味わいがあるのではないかと山本氏。本多勝一による痛烈な批判については、大江もほとほと困っていたことや三島由紀夫が大江を高く評価していたのに対し、大江は三島を評価せず嫌っていたというエピソードも聞けた。問合せ(090・4288・2121片岡)
京都読者の会
ストライキ決行中につき、9月も休会といたします。▼プロレスラー・野崎渚が映画『N 紫の天使』で主演。社会のありように疑問を抱くスナイパーという役どころ。東京では上映されているようだが、関西では、まだらしい。なお、大島渚は男性だが、野崎渚は女性だ。『N 紫の天使』は、大手の配給網に乗っていないように見受けられるので、四条烏丸の「京都シネマ」に上映リクエストしておいた。監督は片桐竜次。「京都シネマ」の関係者は、検討してくれそうな口ぶりだった。問合せ(075・312・2587田中)