読者会から
2024年03月15日|カテゴリー:読者会から
あいち読者の会
3月16日(土)13時半~、イーブルなごや第1集会室(地下鉄「東別院駅」1番出口3分)。会場費を割勘。▼阪神・淡路大震災後、被害者でもあった小田実らが中心となり、被災者生活再建支援法を成立させた経緯があります。さらに国家レベルから提起したのが1459号「風速計」。地震大国でありながら、避難所の実態はまったく進歩がない。国家レベルでの「防災省」の設置を述べています▼同号22ページ、不当な東京地裁、砂川事件裁判国家賠償請求訴訟の判決。「原告らの請求をいずれも棄却する」は予想はしていたもののショックでした。「砂川国賠訴訟はこの黒い霧に覆われた砂川最高裁判決の呪縛を断ち切り、伊達判決の意義を現代に甦らそうとする歴史的役割を持つ。裁判所は司法の公平性・独立性の回復に向けて自浄作用をはたせるのか、問われている。」(25ページ文末)。問合せ(052・613・4028中島)
埼玉北部読者会
3月17日(日)13時半~、栗原事務所(熊谷市久下1379)。2月の参加者は6人。▼1457号「能登半島地震」原発については廃止を含めた国民的議論が必要だ。地震防災対策として1459号「風速計」の「防災省設置」は示唆に富み、真剣に設置を検討すべき▼1461号38ページ「介護ヘルパーの乱」ますます高齢化が進む中、介護労働者の問題が深刻化することを訴えている。国は、エッセンシャルワーカーの待遇改善を急ぐべき▼1459号「新・安全保障論」行政のトップに対して嘘をついて、政策を捻じ曲げるなんて前代未聞なことである。この背景には米軍基地問題に関しての「日米地位協定」と「日米合同委員会」があることが大きな問題である▼1460号6ページ「前橋市長選挙」。野党も戦い方次第で勝利することが証明された。1456号での小沢一郎の言葉が正夢になることを期待したい。問合せ(090・9138・1406kuni-kurihara@topaz.plala.or.jp栗原)
名古屋・春日井方面読者会
3月21日(木)14時~16時半、レディヤンかすがい(鳥居松町2―247、春日井市青少年センター)。1462号以降の記事への感想・意見など自由に話し合います。問合せ(0568・82・7468秋元)
東京南部読者会
3月22日(金)18時~20時半、大田区消費者生活センター第3集会室(JR「蒲田駅」東口5分)。会場費を均等負担。2月は11人が参加。▼1458号6ページ「群馬の森」朝鮮人追悼碑を県が撤去の記事には怒りを覚える。最高裁判決は「撤去」までは求めていない。歴史修正主義者の手が地方自治にまで及んでいることに驚愕する▼1459号「風速計」(宇都宮健児)「防災省」に共感する。自然災害の多発する日本にイタリアの「市民安全省」のような国家機関が設置されていないことが不思議である。同号「司法の公平性・独立性を問う砂川事件国賠訴訟」はさすがに本誌と思う。最高裁長官が「評議」の内容を米大使に漏らしていた裁判所法違反の事実を「合法」と判断したことは三権分立の侵害にあたる。司法は崩壊している▼1461号「風速計」(崔善愛)「過ち」をめぐって。筆者は「過ち」の主体を「人類全体」と一般化・普遍化するのは、自国の過ちを免責するものとあるが原爆投下によって民間人を大量虐殺した責任は第1に米国にあり、第2に日本ではないか? などが論議されました。問合せ(070・5460・6652松島)
東三河読者会
3月23日(土)13時~、豊橋市民文化会館第2会議室。参加費200円程度。直近5冊を持参。▼1457号12ページ(石橋克彦)を中心に意見交換した。150キロにわたり断層が動き震度7が能登半島北部を襲った。モニタリングポストは壊れ、住宅が損壊、道路は寸断、海岸の隆起で漁港は使えず、屋内退避も住民避難も不可能。今回の地震は「予測できなかった地震」と言うべきで、震度7を引き起こす未知の活断層があるのなら、そもそも現行の設置許可はすべて覆る。自然災害と原発災害が同時に発生する複合災害が起きた場合に行政はどう対応すべきなのか、規制基準の根本的な見直しが必要だ。「すべてが予測できて、技術で抑えられるという思い上がり」(14ページ)を捨てよ、地震列島日本に原発の「居場所」はどこにもない。1456号16ページの写真は重要。志賀原発の周辺で何が起こったのか、継続した報道に期待。天皇制論議は時間切れで次回へ。問合せ(090・7300・8121小林)
北大阪読者会with you
3月24日(日)13時半~15時半、サポートユニオン事務所(阪急京都線「茨木市駅」3分、ソシオ2)。会費500円。1462~65号をご持参ください。2月の参加者は8人。今回は本誌発行人と編集長も参加され、前半は交流会に。▼1459号「本多勝一の『ベトナム』を行く9」ドイモイ政策はマスコミ報道により伝わってくるが、このルポは、そこに生きる人々の1人ひとりを知ることができた▼1460号6ページ「群馬前橋市長選」選挙で票を取っていくためには、被選挙人の質と、それぞれの選挙人が手をつなぐだけのネットワークと、度量により勝敗が左右されると感じた▼1461号「風速計」(崔善愛)日本のこの不寛容な姿勢は今後強まっていくのではないか。経済的に人々の格差が進み、差別が拡大していくのではないか? 問合せ(072・655・5415サポートユニオン内)
北多摩(東京20区)読者会
3月24日(日)13時半~16時、コミュニティホール東本町(西武線「東久留米駅」北口5分「源の湯」2階)。参加費500円。2月は17人が参加し「平和と防衛」を中心に論議が行なわれた。▼日本政府はウクライナとロシアの仲介をしない。多くの市民運動もウクライナ支援で、即時停戦の主張は少数。アメリカやEUの暗躍から、ロシアへのシンパシーもあるようだ。一方、日本はイスラエルやアメリカ寄りだが、国連で即時停戦に賛成した。多くの市民運動は「イスラエルの虐殺」を糾弾し、ハマスの殺戮や人質に触れない▼課題は「日本の今」を考える。実質賃金の推移/出生数・婚姻数/財政出動か、財政の健全化か。財源は?/消費税をどうする/世論調査での「3分の2以上の内閣不支持」「半数が支持する政党はない」「投票したい政党がわからない・答えないが自民党越え」をどう考えるなど。問合せ(070・1591・5072takeichi1977@au.com武市)
埼玉県西部読者会
3月21日(木)17時~19時、飯能市市民活動センター「ギャラリーA」(西武秩父線・JR八高線「東飯能駅」3分、丸広百貨店7階)。参加費500円。【報告は1466号で】問合せ(070・5075・4761h.nagaiwa@gmail.com長岩)