読者会から
2024年04月12日|カテゴリー:読者会から
ぎふ・東濃読者会
4月17日(水)14時~16時、可児市桜ヶ丘地区センター会議室。参加費100円。関心のあるテーマをご準備ください。初参加の方3人を迎えて、にぎやかに行なわれました。▼「富士山すそ野1周ウォーク」からの報告。自衛隊東富士演習場の経緯と、ウォーク中に爆発音がして、戦車が自衛隊専用道を通過してゆく▼「ターボ老衰の現実」というショッキングな報告。コロナウイルスをはじめとする悪性新生物、また抗がん剤の影響が考えられるとのこと(福島雅典『コロナワクチン後遺症の真実』)▼本誌でも特集された坂本龍一さんに学び、「自由にモノを言う」ことの大切さを知る▼3月13日朝日オピニオン&フォーラム「象徴天皇制を問い直す」を読んで、国民の総意に基づく天皇制について私たちはもっと自由に発言していかなければならないし、メディアはそれを保障していくべき。参加人数が多くなると、時間が不足するのを実感しました。問合せ(0572・24・5471高木)
東三河読者会
4月20日(土)13時~、豊橋市民文化会館第7会議室。直近5冊を持参。参加費200円程度。▼1463号の「第3次別姓訴訟」について意見交換した。国連人権機関からの勧告、最高裁の促し(「法律の問題だから国会で判断されるべき」)、財界からの要望も無視し、いまや夫婦同姓を法律で強制するのは日本だけとなった。女性の社会進出や外国人との結婚増など、社会の変容に直面、国民の意識も変化して多様化に満ちているのに、反対派は「家族の絆」「子どもが不幸」「社会秩序」など仮定にもとづく感情論で抵抗し家父長制、自由を束縛する民法や戸籍法を護持。96年と2010年に法務省の法制審議会が改正法案を準備するも、政権与党内の対立で国会への提出は見送られ、28年間、国会審議すらないのは政治の怠慢と言うしかない。選択的別姓なのだから、夫婦同姓にしたい人は同姓にすればいい。困っている人を見捨てるな、生きやすさを問う第3次訴訟、最終目標は民法改正だ。問合せ(090・7300・8121小林)
あいち読者の会
4月20日(土)13時半~、イーブルなごや3階多目的室(地下鉄「東別院駅」1番出口3分)。会場費を割勘。Su氏による直近1カ月の概要説明を参考に議論します。問合せ(052・613・4028中島)
東海読者会
4月20日(土)18時~20時、イーブルなごや女性会館3階中会議室(中区大井町7―25)。参加費500円。3月の参加6人。▼1462号の論考「ベーシックインカム、検討せよ」の提起をうけて、単身世帯15万円、世帯員6万円を外形標準として予算規模151兆円で論議を深める。「優先すべきは経済面からの基本的人権保障」「財源は総売り上げ額に課す売上外形標準課税で」「野党や市民運動が主張する税率と累進制の回復の有効性」「政策優先順位はまず社会保障から。その上で余力を生み出すことによる権利としての納税と社会の安定の確立では?」「売上外形標準課税によって、社会に有害で過大な内部留保を抑制できるのでは」「すべての人々に一律対等をもっと平易に」「消費税、個人所得税、法人所得税、事業税が、売上外形標準課税と置き換わるところをさらに説明と対話機会を求めたい」などの意見が出た。問合せ(090・7851・7698my10111011@docomo.ne.jp矢野)
読者の会・大阪
4月20日(土)18時半~21時、北区民センター(JR「天満駅」または大阪メトロ「扇町駅」4分、扇町公園隣)。室料カンパ300円。直近1カ月の内容討論。▼国民の資料総デジタル化が進められているが、データ保全のためのサーバーの電力使用の膨大さのためにも、原発電力ありきが政府の方針。原発使用期間が40年から60年に延長された。原発本体機材と配管機材の経年劣化が問題視されていない▼われわれが経験した「阪神・淡路大震災」からも約30年。いまだに「公共施設での雑魚寝避難所」の状況は変わっていない。「TKB48」の権利概念すら国民には浸透してはいない。問合せ(souriuu1@gmail.com蒼旒)
足利読者会
4月21日(日)13時~、足利市民プラザ第4講習室。会場費を頭割り。▼武器の輸出、しかも戦闘機について歯止めがどうとか与党間で話しあっている。日本は憲法9条を持つ平和国家なのだと忘れたのか。しかも閣議決定だけで国民の合意を求めようともしない。軍需産業で経済を回し、戦争に加担する国にしたいのか! 裏金問題といい何という政治家を選んだのか......。問合せ(090・4410・1602山口)
わかやま読者会
4月25日(木)18時~、県民文化会館4階会議室。会場費を頭割り。3月28日に第2回となる読者会を開催し、県民文化会館会議室に14人が集まりました。▼地震学者・尾池和夫講演会を7月27日に開催することに決まりました。尾池氏は、プレートが安定している南鳥島が「核のゴミ」を格納できる唯一の場所と提案されています。主催は「核のゴミを考える実行委員会」、「市民連合わかやま」と「わかやま読者会」が協賛です▼1465号の表紙タイトル「『ベトナム人の顔をした社会主義』の模索」がわかりにくい。「本文を読めばわかった」が「読まなくてはわからないのは、いい見出しとはいえない」という意見も▼和歌山市の水道広域化問題も出ました。「知らない人が多すぎる」「民営化に進む恐れも」そんな懸念に、「命に直結する水を民営化すべきでない」とする意見も。問合せ(090・8826・5664spgcn608@yahoo.co.jp中北)
東京南部読者会
4月26日(金)18時~20時半、大田区消費者生活センター第3集会室(JR「蒲田駅」東口5分)。会場費を均等負担。3月は13人が参加。▼1462号、玉城デニー知事インタビューを読んで、辺野古新基地建設を断固として拒否する姿勢に感銘。本土住民の無関心が工事強行を許しているのだが、それは本土メディアの怠慢にも帰因する。同号「論考」は好論文。ベーシックインカムを検討すべき。「国の借金1200兆円」に惑わされるな、との主張には共感を覚える▼1463号7ページ、「日の丸・君が代」強制やめての記事は、前号の大阪「日の丸・君が代」裁判の記事と相俟って「内心の自由」の大切さを感じさせる。毎年3月には取り上げてほしい企画である。同号14ページ、フクシマ原発事故から13年が経過したが、東電、規制委員会、メディアがすっかり劣化している現状は如何ともし難い。廃炉は可能なのか? おしどりマコさんの粘り強い取材に敬服▼1465号22ページ「鈴木一インタビュー」が面白い。彼はゴリゴリの左翼オルガナイザーではなく、情に厚い優しいクリスチャンであることに感銘を受けた。問合せ(070・5460・6652松島)