イベント情報 関連イベントや読者会イベントなどをご案内いたします。

読者会から

みやぎ読者会 9月4日(水)19時~20時45分、仙台市市民活動サポートセンター(青葉区一番町4―1―3)。会費(会場費)200円。フリートーク。▼1482号「虎に翼」人権、平等、多様性などを考えさせられる設定やセリフに注目▼1483号42ページ「選挙結果の読み方」(田中優子)本を読まないのではなく「読めない」はショッキング。自分も長いものを読めなくなっているのが恐ろしい。選挙に必要なのは政策ではなく注目ならば、行く先は暗い。SNS上の誹謗中傷等、弊害も深刻。自分で考える習慣を養う環境をどのように作るか。同号「農業総崩れ」戦争に向けて法改定が次々と行なわれるが、食の安全保障の軽視に戦慄。問合せ(090・2023・5155里見)

噴火湾読者会 9月7日(土)14時~、室蘭市水元町27―1、Y棟前集合。7月の参加は4人。室蘭は鉄と鋼の軍需工業都市だったことで、45年7月14日に米軍の空襲、15日に艦砲射撃を受け、500人を超す死者を出した。今年は犠牲者名の読み上げをした。戦争をさせない決意表明であった。▼1480号の風速計に想田和宏さんが、選挙で議論を興そうと書いた。全員の賛意あり。宮本常一が『忘れられた日本人』に残した対馬の寄り合いも話題に。話し合いを尊ぶ土着の流儀に希望あり▼一方で都知事選では、人びとの考えなさが石丸支持票になったと1483号の田中優子コラム。宮本常一が今を見たなら、日本があったことを忘れたく思うことだろう▼同号の農業総崩れ特集は迫力あり。鈴木宣弘記事が発する現代農業の悲鳴が強烈。「今だけ、金だけ、自分だけ」に対抗する「未来へ、理想を、公共に」を打ち立てよう! 問合せ(080・4320・3521qze17450@nifty.com)

福島読者会 9月8日(日)13時半~16時半、福島市市民活動サポートセンター(チェンバおおまち3階、JR「福島駅」東口7分)。参加費100円。7月は6人の参加。▼都知事選からメディアの罪について。健全な批判と、悪意の誹謗・中傷が一緒になっている。メディアは興味本位な話題の取り上げで、まともな選挙にはほど遠く、おかしな候補やネットの話題に目が向いてしまった。衆院選、来年の参院選に向けて各政党は? 劣化の自民、人材不足の立憲、正体が見えた維新、没落の社民、混迷の共産、自民化した国民民主と連合など。それでも自民を支持する国民の選挙・政治への関心の低さ。選挙制度を変えなければ▼沖縄の基地問題から、日米地位協定や合同委員会の実態について。日米安保は日本を守るのではなく、アメリカの日本支配を進めるものである▼護憲運動を続けていくこと、9条を護るだけでなく、平和の武器として前面に出していくこと。問合せ(090・1398・2720高橋※留守電にはお名前とメッセージを)

新宿・渋谷読者会 9月9日(月)19時~、新宿の「例の場所」。8月分の本誌をご持参ください。今回はゲストなし。他誌の読者会と合同開催になります。参加希望者は前日までにご連絡ください。場所を伝えます。▼株価、為替の乱高下で、この国が為替・株価操作国であることが改めてわかった。数日後、台風と南海トラフ地震のダブルコンボの国難で、この国の業の深さを思い知る。次回の絶版課題図書は大貫恵美子著『ねじ曲げられた桜』、玉木正之著、小林信也編『真夏の甲子園はいらない』はどうか。問合せ(090・1779・0987藤萬/19時以降、非通知不可)

札幌西読者会 9月14日(土)14時~16時半、西区民センター1階第3会議室(琴似2条7、駐車場有)。参加費200円程度。8月の参加は4人。▼パリ五輪報道に辟易する日々▼1484合併号「戦争は静かにやってくる」特集は秀逸、ひしひしと迫る。同号「風速計」(田中優子)「ブリンカーつけて走る人」、「凱風快晴」(内田樹)「嘘つきと『メタ・メッセージ』」、都知事選話題の候補の中身は空虚に共感▼1478号42ページ「北海道新幹線に汚染される『北の大地』」ルポは貴重。北海道新幹線は工事トラブルで大幅に延期だが危惧されるトンネル残土、酪農畜産に不可欠な川水枯れも心配▼ラピダス半導体工場に躍る北海道経済。大量の電力と水が必要。「ほくでん」(北海道電力)は泊原発再稼働を着々と目論む。8月10日付『毎日新聞』に『マイナ「義務化」不満噴出/本人確認時のICチップ情報読み取り/SNS「取得の強制」政府「偽造対策」/専門家 法制度の趣旨から逸脱』が話題に。任意なのに「選択肢なし」は違法。「強制ではない」と言い張るデジタル大臣の詭弁。マイナンバーは毎回取り上げるので保険証廃止に不安・反対・疑問の方はぜひ参加をお待ちしてます。問合せ(shiminzichi@gmail.comニッタ)

川越・ふじみ野読者会 9月14日(土)18時~20時、ウェスタ川越2階会議室5(「川越駅」西口5分)。直近1カ月分の誌面を中心にフリートークを行なっています。8月は5人が参加。▼「敗戦特集」はよかった。特に戦時中の視覚障がい者の状況、優生思想については今につながるものとして認識をあらたにした▼広島、長崎の平和式典へのイスラエル代表の招待が問題になったが、1479号46ページ、田浪亜央江の論考が説得力ある解答を示してくれていると思う▼「虎に翼」の特集、興味深かったのは現役学生へのインタビュー。今も昔もそんなに変わらない? 立て看板も自由に出せないというのでは、ジェンダー以前の問題ではないか。本誌を応援してくださる方の参加をお待ちしています。問合せ(090・8179・0268ysakumi1031@gmail.comサクミ)

昼下がりの読者会・こうべ 9月15日(日)13時~14時50分。「学生センターBスタジオ」(阪急「六甲」駅北側すぐ、六甲駅前ビル4階)。無料。8月4日の参加者9人。▼1482号「虎に翼」について。憲法における基本的人権を護るということがなぜできないのか。人権の大切さを学校教育で教え切れていないという意見多数。14条の2項「華族その他の貴族の制度は、これを認めない」を明文化したことで、明治以降続いていた制度がぴしゃりと止んだのは、明文化の意義を感じる▼1483号「風速計」旧優生保護法は立法時点で違憲だったとする最高裁判決は画期的な判決だった。これに対しては「優生保護もある一面においては必要だと思う」とする意見が一部にあったが、国は最高裁判決より以前に原告の意見を聞くべきなど、最高裁判決は当然とする意見が大勢だった▼前回の市民に受け入れやすいキャッチフレーズとして、「主役は私たち! 私たちのための政治に変えよう!」に決まった。次回はその拡散の仕方で結論を出す。問合せ(090・4288・2121片岡)